中1数学を楽にする乗法のルール

中学1年生数学

こんにちは。カエデです。

本日は正の数と負の数の
乗法についてお話をします。


乗法ってなに?

って不安に思ったひとも
安心してくださいね!

乗法っていうのは、
すばりかけ算のことです。

小学校2年生から習っている
かけ算に少しルールが加わるので
ここで確実に覚えておきましょう!

本日のお話はこんな人向け!

・かけ算のルールを早めに知っておきたい!

・符号の計算にとまどっている、、、

・最初の定期テストで50点以上取りたい!

・覚えてると思うけど説明することはできない。

1つでも当てはまった方は
最後まで見てください。

できない・不安な気持ちが
1つなくなりますよ!


1. 正負の数の乗法のルール

正負の数の乗法を行うには、
それぞれ計算のルールがあります。

これらは今後数学を学ぶ上で基礎となる
とても基本的かつ重要なルールですので、
ここでしっかりと身につけておきましょう。

2.1. 同符号の乗法

同符号の数をかけ算する場合、
結果は常に正の数になります。

(+)×(+)=(+)になるのは
なんとなくわかると思います。

1つ目の(+)は正の向き
2つ目の(+)は進むことを表しているのです。


では、(-)×(-)=(+)に
なるのはなぜでしょう?

反対の反対は元に戻るからです。

今回の2つの符号は、
1つ目の(-)は負の向きに
2つ目の(-)は戻ることを表します。

よりわかるよう例題で
説明していきます。

例題:次の計算をして下さい。
① (+2)×(+3)   ② (-2)×(-3)

①1つ目は(+)なので正の向きに。

2つ目も(+)なのでその向きに進む。

「正(+)の向きに2ずつ」「3回進む(+)」

2つのことから
(+)×(+)=(+)
となることがわかりましたね。

よって、(+2)×(+3)=+6



では、②ではどうでしょうか?

1つ目は(-)なので負の向きに。

2つ目も(-)なのでその向きに戻る

反対の反対で元に戻りましたね!

このことから、
(-)×(-)=(+)
であることも分かりました。

よって②の答えは
(-2)×(-3)=+6

同符号のかけ算は正の数になる!
理解できましたね!

異符号の乗法

異符号の乗法
結果が必ず負の数になります。

もう一度復習しておきましょう。

1つ目の符号は向き
(+)なら正の向き
(-)なら負の向き

2つ目の符号は
(+)なら進む
(-)なら戻る

これをもとに考えていきますよ!

例題:次の計算をして下さい。
① (+2)×(-3)   ② (-2)×(+3)

① 1つ目の符号は(+)なので正の向き

2つ目の符号は(-)なので戻る

(+)×(-)=(-)でしたね!

このことから、
(+2)×(-3)=-6




②も同じように、
1つ目の符号は(-)なので、負の向き

2つ目の符号は(+)なので、進む

したがって、
(-)×(+)=(-)になります。

答えは(-2)×(+3)=-6


これで符号の計算はバッチリ!

(-)が3つ以上の乗法

まずはおさらい。符号の計算は

(+)×(+)=(+)

(-)×(-)=(+)

(+)×(-)=(-)

(-)×(+)=(-)

同符号のかけ算の積は正の数(+)

異符号のかけ算の積は負の数(-)


この2つはもう覚えましたか?

では、
(-)×(-)×(-)=??

この式だと、どうなるでしょう?
 (-)×(-)×(-)
(+) × (-)
(-)

そう、(-)が3回ある場合、
答えはマイナス(-)になります。


じゃあこの問題なら?
 (-)×(-)×(+)×(-)×(-)
(+) × (+)×(-) ×(-)
= (+) × (-) ×(-)
=     (-) × (-)
=(+)

(-)が4つかけられていたら
答えはプラス(+)になりましたね。


でも面倒くさくないですか?笑


実はこれ、簡単な方法があるんです!

(-)が偶数個・・・答えは正の数(+)

(-)が奇数個・・・答えは負の数(-)

これだけなんです。
さっきの面倒くさかった問題も

(-)×(-)×(+)×(-)×(-)  (-)が4つ(偶数)
=(+)

めちゃくちゃ簡単じゃないですか?

これ、完璧にしましょう。

本日のまとめ

乗法のルールは理解できましたか?

数字の計算は小学生の
時と変わらないので、
符号の計算のやり方を
再度確認しましょう!

(+)×(+)=(+)

(-)×(-)=(+)

(+)×(-)=(-)

(-)×(+)=(-)

(+)×(+)や(-)×(-)などの
同符号の計算は答えが必ず
正の数(プラス)になります!

(+)×(-)や(-)×(+)などの
異符号の計算は答えが必ず
負の数(マイナス)になる!


さらに、3つ以上の計算のときは
マイナスの数を確認するんですね!



マイナスの数が奇数個→答えはマイナス

マイナスの数が偶数個→答えはプラス


これさえ覚えておけば
正の数と負の数の乗法はカンペキ!!

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